強風のため開催が中止されていた、レッドブル主催の成層圏からのフリーフォールが満を持して日本時間10月15日にアメリカ合衆国 ニューメキシコ州ロズウェル上空39,014メートルの成層圏から実行され、4つの世界新記録をレッドブル・アスリートのフェリックス・バウムガートナー(オーストリア人、43歳)が樹立させました。
このチャレンジはフリーフォールの世界新記録の樹立と、高高度での安全性の発展に向けた情報収集を目的として開催され、落下より36秒後にはマッハ1(時速1110キロ)を越えることもあり、超音速への加速や減速時に人体へどのような影響があるのか、多くの人の注目を集めていました。
今回樹立した4つの新記録は
1)動力補助不使用での音速を超える人類初のフリーフォール(スカイダイビング)
─ 時速1,342.8km(マッハ1.2)
2)最高高度からのフリーフォール(スカイダイビング)
─ 39,014メートル(128,000フィート)
3)最高高度の有人気球飛行
─ 39,044メートル(128,097フィート)
4)フリーフォール(スカイダイビング)における最長垂直落下
─ 36,529メートル(119,846フィート)
※フリーフォール時間は4分19秒
よくわかるCGシュミレーション動画
Mission Accomplished – Red Bull Stratos – World Record Freefall
レッドブルの公式サイトでは使用したヘルメットの性能やミッションの成功までのドキュメント動画が日本語字幕付きで視聴できます。
レッドブル公式サイトの記事
Red Bull Stratos CGシミュレーション映像